小樽商科大学では、自分の将来を考えて、学科を超えた自分だけの履修の形をつくれます。
グローバル時代においては、自分の得意分野の知識に加えて、いろいろな知識を組み合わせて活用し、様々な状況に対応する能力が求められています。
小樽商科大学では、それに対応できるT型人材の育成を目指しています。
T型人材は、
を意味しています。
そのために自分の学科の専門を深めることだけでなく、コミュニケーション能力や、外国語の能力も養ってもらい、積極的に他学科の授業も取ってもらいたいと思っています。
そのため、卒業に必要な124単位のうち、昼間コースであれば20単位まで自由に他学科から取ることができます。夜間主コースの場合は、72単位の学科科目全て学科に関係なく取ることができます。
具体的なキャリアデザインにあわせた授業科目選択例を紹介します。これらは小樽商科大学の履修の一例です。 ここに掲載されたもの以外にも、一人一人のビジョン[目的]に沿った科目選択が可能です。
case1インターネットビジネスに関わりたい場合
知的財産法、商法
マーケティング
情報処理、コンピュータネットワーク論
社会情報学科における「情報処理」「コンピューターネットワーク論」に関係した科目を柱として、企業法学科の「知財法」や商学科の「マーケティング」で補うことが可能です。
case2国際的なビジネスに関わりたい場合
国際経済学
ビジネス英語ほか
国際マーケティング、国際経営論
国際法
「国際マーケティング」「国際経営論」といった商学科科目を中心に、経済学科の「国際経済学」、言語センターの「ビジネス英語」「英語コミュニケーション」、企業法学科の「国際法」などの科目を履修することが可能です。
case3金融関係のビジネスに関わりたい場合
国際金融と世界経済、金融論、現代ファイナンス理論
商法、経済法
金融市場論、保険論
金融関係を志望している場合は、商学科の金融関連科目を中心として、経済学科の「国際金融と世界経済」や企業法学科の「商法」などを学びます。
case4製造関係のビジネスに関わりたい場合
ミクロ経済学、統計学
知的財産法
オペレーションズ・リサーチ(OR)
経営管理論、マーケティング
「経営管理論」や「マーケティング」などの商学科科目を中心として、 経済学科の「ミクロ経済学」「統計学」、企業法学科の「知財法」、社会情報学科の「OR」などを履修します。
case5公務員になりたい場合
経営管理論
社会学、政治学
マクロ経済学、財政学
民法、行政法、憲法
公務員試験に関連する企業法学科の「民法」「行政法」「憲法」を中心に、商学科の「経営管理論」、人文・自然科目の「社会学」「政治学」、経済学科の「マクロ経済学」「財政学」などを履修していきます。
case6公認会計士になりたい場合
マクロ・ミクロ経済学
民法、商法、租税法
簿記、財務会計論、原価計算論
公認会計士試験の中心となる商学科の「簿記」「財務会計論」「原価計算論」を核として、経済学科の「マクロ経済学」「ミクロ経済学」、企業法学科の「民法」「商法」「租税法」を履修していきます。
※年度によって非開講の科目もあります。