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座学だけでビジネスマンは育たない。

特徴的な教育

フィールドワーク

本学には、座学だけに留まらず、街に繰り出して活動する授業科目が多くあります。

小樽商大社会連携実践Ⅲ

代表的な科目である「社会連携実践」は、インターンシップ等の企業での就業体験をするプログラム(aクラス)、ボランティア活動を通した地域での実践による市民性を学ぶプログラム(bクラス)、企業・団体と協働して地域課題解決型プロジェクトに取り組むプログラム(cクラス)を総称した科目で、配当年次に応じてⅠ(基礎)、Ⅱ(応用)、Ⅲ(発展)に分かれています。

ここでは社会連携実践として開講されている2つのプログラムについて紹介します。

オアソビプロジェクト

ボランティアを通して、まちの課題の
”自分ごと化”と”地域肯定感の向上”を目指す


【オアソビプロジェクトとは】
オアソビプロジェクトは、体験(=あそび)を通してまち(=社会)の課題に触れることで、課題を”自分ごと化”し、自分のまちをつくっていく人を育てるプロジェクトです。小樽市とも連携し、個人と社会のウェルビーイングを共通の目的地として活動しています。
これまでは、年に1回、ウイングベイ小樽を会場とした大規模なイベントを実施し、その企画・運営を大学生はもちろん、小樽市内の高校生や若手社会人と一緒に行うことで、「若者の集まる場づくり」を進めてきました。
2024年度からは、社会連携実践のボランティア科目(サービス・ラーニング科目)として授業化しています。


【活動事例】
小樽市内のお祭りやイベントの運営スタッフや、クルーズ船で訪れた海外観光客を商店街に誘客するお手伝い等、様々なボランティアに取り組み、そこで得たノウハウや繋がりをイベントに還元しています。
2024年度は、小樽市内の幼稚園児達と一緒に企画・運営を行った「縁日コーナー」や、高校生たちと一緒に制作した「理想の小樽の模型展示」、合宿を通して発見した自分自身の未来を発表する若者ピッチイベント「じぶんシェアリング」等、様々な企画をイベントで実施しました。
授業に関係なく、オアソビプロジェクトにおける各種企画のリーダー的立ち位置で活動する実行部隊として『地域活性化サークルO-ASOBI』も組織し、ビジネスアイディアソンや新商品開発等の独自の取り組みも進めています。

本気プロ(マジプロ)

商大生が小樽の活性化について
本気で考えるプロジェクト


【本気プロとは】
この授業は、本学で学んだ知識・理論や分析手法を活用して、地域の活性化をねらいとした課題について、地域の企業等と一緒に取り組んでもらいます。教室で授業を受けるだけでは身に付きにくい「実践力」を高めることがこの授業の目的の一つです。


【活動事例】
2018年度に、小樽市民が小樽商科大学生に有償ボランティアを頼むことのできるサービス「商大生レンタル」の仕組みづくりに取り組んだ学生は、その後に合同会社PoRtaruを起業し、現在も小樽市内で飲食店・宿泊施設・シェアハウスが複合したTug-B Bar&Hostelという施設を経営しています。
2019年度に、大勢でサンタの格好をして街歩きをするイベントを開催し、そこで集めた参加費を使って、病院でクリスマスを過ごす子ども達にプレゼントを渡す世界的なチャリティーイベント「サンタラン」の小樽開催に取り組んだ学生の活動は、「小樽サンタラン実行委員会」というサークル活動として今も引き継がれています。
コロナ禍の中断を経て実施された2024年度の本気プロでは、小樽の朝里川温泉地区を舞台に、複数のチームに分かれて、地域の課題を調査し、フィールドワークを重ねながら実践的な取り組みを行い、市民に向けて成果を発表しました。例えば、小樽の老舗和菓子店と連携して、郷土菓子「ぱんじゅう」を温泉街の新しいお土産商品として活用する可能性を調査したり、朝里川の自然資源を活かして「川の冷水浴体験」を組み合わせたテントサウナの導入に取り組んだりと、チーム毎に様々な企画に挑戦しました。

その他のプロジェクトテーマ(2016-2019年)はこちらをご覧ください。(クリックでPDFが開きます)

本気プロの活動状況は随時こちらで発信しています。